大協産業は豊富な経験と実績を持つ物流システムのエキスパートです。
今のシステムをもっと効率化したい。工場システムのランニングコストを減らしたい。最新のシステムで生産性を向上させたい。等々物流や工場のラインのさまざまな悩みを解消します。

事例紹介:大協産業は、お客様のこんな悩みをこうやって解決しました。

樹脂成形品製造工場の例

樹脂成形品のバリ取りを人手から自動にしたい。

  • 現状ラインの略図

    課題と改善点

    洗濯機で使う樹脂のネットを作っているが、形がきれいな円形でないため、バリ取り(樹脂のはみ出し部分の切り取り)は手作業で行ってきた。
    カッターで一つ一つを切り取る作業は、ケガなどの危険性もあるが、何より均一にならず、ロスが出てしまうことが大きな課題。
    生産性を上げるためにも、比較的低コストでバリ取りができる機械があったらいいのだが・・

  • 現状作業の略図

    【改善後イラスト】

    改善のポイント

    危険性とロスを無くすために、半自動型のバリ取り機器を提案。
    機器の構想図を無料にて作成。
    ワークが半円のため 回転させてカットする機器構成を具体化した。

    スタッフは、機器へ製品をセットし、終わると取り外しを行うのみ。セットされた製品の上からプレス機が降り、下の回転台が回り始めると、サイドから出たカッターがバリ取りを行う仕組み。 カッターは、スタッフが挿入する側とは反対に位置しており、 1回転が終わるとともに自動停止する構造とし、安全性も考慮した。

    また、納品後の刃の取り替えなどは、お客様で簡単にしていただけるように種々のカット用刃を検討し、選定。テスト運用を経て、市販品メーカーのカッター刃を採用。
    結果として、市販品で安価のため運用コストを押さえることができた。
    バリ取り時にゴミが発生しないことも、 手入れが楽!でエコな商品だと言える。

    導入後は、生産性を数倍にアップ!
    品質向上と安定生産もあわせて実現することができた。

    【改善後イメージ】樹脂成形品製造工場